ジャガーズが元ライオンズ暫定HCダレル・ベベルを新OCに起用へ
2021年01月22日(金) 14:22アーバン・マイヤーのコーチングスタッフが形を取り始めている。
ジャクソンビル・ジャガーズがダレル・ベベルを攻撃コーディネーター(OC)に起用する見込みだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロとマイク・ガラフォロが現地21日(木)に報じた。
51歳のベベルはジャガーズの新時代を担うリーダーとして、マイヤーおよび、ジャガーズが守備コーディネーター(DC)に指名すると見られるボルティモア・レイブンズのディフェンシブライン(DL)コーチ、ジョー・カレンに合流する見込みだ。
ベベルは過去2シーズンにわたってライオンズのOCを務め、今季の第12週にチームがサンクスギビングデーの試合で敗北したのを受けて解雇されたマット・パトリシアHCに代わって暫定HCの役割を担ってきた。ライオンズは2020年シーズンを5勝11敗で締めくくり、試合平均22.5ポイント、348.5ヤードをマークしている。
グリーンベイ・パッカーズのクオーターバック(QB)コーチ補佐としてとしてNFLでのキャリアをスタートしたベベルは、これまでの11シーズンの中で2011年にシアトル・シーホークスOCの役割を引き継ぎ、そこから7シーズンにわたってその仕事を続けた。2013年と2014年には連続してスーパーボウル出場を果たし、タイトルを一度獲得している。
ベベルとピート・キャロルHCが第49回スーパーボウルの終盤に、QBラッセル・ウィルソンに1ヤードラインからパワフルなマーショーン・リンチにボールを渡すのではなく、パスを試みるよう指示したのは、誤ったコールとしてよく知られている。この決断は残り26秒でのマルコム・バトラーによる忘れがたいインターセプトにつながり、ニューイングランド・ペイトリオッツが大一番に勝利した。
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