テキサンズがHC候補としてQBマッコウン、ライオンズ元HCのコールドウェルと面談
2021年01月23日(土) 20:00長年NFLでクオーターバック(QB)を努めたジョシュ・マッコウンと、デトロイト・ライオンズやインディアナポリス・コルツでヘッドコーチ(HC)を経験しているジム・コールドウェルが、現地22日(金)に空席となっているHCを探すヒューストン・テキサンズと面談を行った。『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロとマイク・ガラフォロが報告している。
チームはその後、面談を行ったことは認めつつ、“議論は継続中”と結論を濁した。
テキサンズは引き続き複数の候補を精査中で、誰かと契約が差し迫っているということはないとペリセロとガラフォロは付け加えた。
2020年シーズン序盤にHCビル・オブライエンを解雇して以来、彼らはその空席を巡って多くの候補者と面談を行ってきた。
その中にはカンザスシティ・チーフスの攻撃コーディネーター(OC)エリック・ビエネミー、元コルツとライオンズのHCジム・コールドウェル、ボルティモア・レイブンズのアシスタントHCデビッド・カリー、コルツの守備コーディネーター(DC)マット・エバーフラスとバッファロー・ビルズのDCレスリー・フレイザーが含まれている。
2020年シーズンが始まって真っ先に解雇されたNFLコーチがオブライエンだったにもかかわらず、テキサンズはいまだに彼の後任を見つけられていない。
イーグルスの練習チームにいた41歳のマッコウンは、昨年11月にテキサンズと契約した。NFL歴19年のベテランは強力なリーダーシップを特徴としており、コーチ業転向に意欲を示している。しかし、まずは数年間、息子たちが高校でフットボールをするのを見たいとこれまでは述べていた。
ヒューストンはマッコウンをHC候補として考えているが、少なくとも1人は彼の周りにHC経験者を置くつもりだとガラフォロは付け加えている。
66歳のコールドウェルは2019年にマイアミ・ドルフィンズのアシスタントHC兼QBコーチを務めていた。
コーチ探しを主導するテキサンズの新ジェネラルマネジャー(GM)ニック・カセリオの雇用を巡っては、それ以外のことも含め、自分の意見を求められなかったことにQBのデショーン・ワトソンが不満を募らせている。
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