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NFLがドラフト候補生への事前接触に関するルールを通知

2021年01月23日(土) 21:55

NFLドラフト:ロジャー・グッデル【NFL】

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが入手した覚書によると、NFLは現地22日(金)に、ドラフト資格のある選手たちの受け入れや対話に関する2021年のNFLドラフトに関する新たな事前ルールをクラブ側に通知したという。

こうした最新のドラフト前プロセスが更新されたのは、NFLが2021年NFLスカウティングコンバインのフォーマット変更を発表した4日後のことだ。

新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックを巡る懸念があることから、所属校のプロデーやオールスターゲームを除き、ドラフト候補生にタイム測定、テスト、直接の面談や医学的検査をすることは全チームにわたって禁止されるとペリセロは記した。

「たとえ現役のNFL選手に招待されたとしても、カレッジ選手がクラブの施設に滞在することは禁止される」と覚書には書かれている。「もしカレッジ選手がクラブ施設にいた場合、その選手には滞在がNFLルールによって禁じられているとのアドバイスがなされ、即刻退去するよう要請される。こうしたタイプの違反があった場合は、リーグの不正対策ポリシーに沿って関連クラブとクラブ職員への適切な処分が下される」

また覚書には個人的なワークアウト、施設の訪問、候補者とのディナーやフィルムセッションについて、リーグ全体において禁止することについても記されている。所属校主催のプロデーには“指定下級生”に分類された最大5人の選手の参加が認められる。

どんなプロデーでもクラブ側の代表は3人に限られ、NFL系列でないコンバインタイプのイベントや同様のワークアウトセッションに参加することは認められない。全ての出席者は個人保護具(PPE)を着用し、ソーシャルディスタンシングを実行することが求められる。

NFLチームは、下級生に対しては電話やビデオを使った面談を1月25日(月)から、そして“上級生”に対しては2月1日(月)から実施することができるとペリセロは記した。電話やビデオを使ったドラフト候補生への面談ができる最終日はドラフト前日の4月28日(水)となる。

【M】