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スティーラーズTEマクドナルドが8シーズンの現役生活に終止符

2021年01月24日(日) 01:28


ピッツバーグ・スティーラーズのバンス・マクドナルド【AP Photo/Wade Payne】

ディフェンダーたちはもうピッツバーグ・スティーラーズのタイトエンド(TE)、バンス・マクドナルドのスティフアームを恐れる必要はない。

30歳のベテランは現地22日(金)、引退を発表した。

「家族も俺もNFLフットボールが俺たちの人生に与えてくれた全てに心から感謝している。そこには良い思い出も苦しい思い出も両方あり、これまで作り上げてきた関係や友人たち、俺と俺の愛する者たちにゲームが与えてくれた人生の教訓が全て含まれている」とマクドナルドはチームの公式サイトに声明を出した。「NFLを通して与えられたプラットフォームを使い、道すがら他の人々のために尽くし、引き上げることが常に俺たちの夢でありミッションだった。人生の次の章を始めるにあたり、これからも他者に尽くす方法を見つけていきたい。スティーラーとして引退できることを誇りに思う」

マクドナルドは2013年のドラフト2巡目でサンフランシスコ49ersに指名された。そこで4シーズンを過ごした後、2017年にスティーラーズにトレードされた。

彼は、2020年の“ウォルター・ペイトンNFLマン・オブ・ザ・イヤー”にノミネートされている。

「ピッツバーグで過ごしたキャリア最後の4年間でバンスがしてくれた貢献に感謝している」とヘッドコーチ(HC)のマイク・トムリンは述べた。「彼はフィールド上の一流選手であり、コミュニティーの中で多くの努力を先導し、率先して社会正義を唱え、またパンデミックのさなかにはコミュニティー活動に尽力してくれた。引退後も彼と彼の家族の前途に幸運だけが待ち受けることを願っており、彼にはコミュニティーの中で柱としての活動を続けてもらいたいと思っている」

マクドナルドの最大のハイライトは、2018年に当時タンパベイ・バッカニアーズのセーフティ(S)クリス・コンテをスティフアームではじき飛ばし、75ヤードスコアを決めた時かもしれない。

スティーラーズでの4年間で、彼はレシーブ117回、1,170ヤードとタッチダウン8回という記録を残した。キャリア通算ではレシーブ181回、2,036ヤード、タッチダウンが15回だった。

マクドナルドの引退によって、スティーラーズのロースターに残るTEはエリック・エブロン、ザック・ジェントリーの2人となった。

【M】