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相手に攻撃が読まれていたとシーホークスWRメットカーフ

2021年01月27日(水) 14:23


シアトル・シーホークスのD.K.メットカーフ【NFL】

シアトル・シーホークスの攻撃陣にとって、2020年は素晴らしいスタートを切ったものの、先に進むにつれて苦戦を強いられたシーズンだった。

ポッドキャストの『I Am Athlete(アイ・アム・アスリート)』で元プロボウラーのブランドン・マーシャルと対談したシーホークスのワイドレシーバー(WR)D.K.メットカーフは、相手守備陣がシーホークスのやろうとしていることを把握し、彼らをスローダウンさせることを容易にしていたと話している。

『The Athletic(ジ・アスレチック)』のマイケル・ショーン・ダガーによれば、メットカーフは「チームたちはすぐに俺たちを理解し始めた。俺たちはディープパスに向かって走ってきた。ピート(キャロルHC)がここに来て以来な。プレーアクション。ラン、ラン、ラン。奥まで行け。相手のチームにすれば“ただお前たちを深いところにはいかせない”ってだけの話さ」と話したという。

メットカーフの言いたいところは、攻撃陣が予測可能なものとなり、そこから調整できなかったことに対して不満があるということなのだろう。

キャロルHCの攻撃陣に対する反応は、メットカーフが言った通り、2021年にはディープパスゲームを足止めしたこういったカバー2からディフェンス陣を外すために、もっとランでボールを運ばなければならないというものだった。

オフェンスを調整する能力がないことは、結果として攻撃コーディネーター(OC)ブライアン・ショッテンハイマーの解雇につながった。

次にシーホークスの攻撃陣を率いる者は、メットカーフのような才能ある選手の真のポテンシャルを解放できなかったというつまずきを乗り越えるというタスクに直面する。しかしながらキャロルHCのコメントを見るに、アーリーダウンでランを選択することへのメットカーフの不満がしっかりとした対応を受けられる見込みは低そうだ。

【A】