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ベリチックHCには「ものすごく感謝」しているとQBブレイディ

2021年02月02日(火) 13:20


ニューイングランド・ペイトリオッツのトム・ブレイディとヘッドコーチ(HC)ビル・ベリチック【AP Photo/Carolyn Kaster】

タンパベイ・バッカニアーズのクオーターバック(QB)トム・ブレイディとニューイングランド・ペイトリオッツのヘッドコーチ(HC)ビル・ベリチックを対立させ、2020年シーズンを参照しつつ、20年にわたってペイトリオッツに成功をもたらしたのはどちらの力が大きかったのかを問う議論は、第55回スーパーボウルを前に頻発している。

TB12の側としては、元HCに対して何の悪感情もないと語っていた。

ブレイディは現地1日(月)に「彼とはすばらしい関係を築いている」とコメントし、こう続けている。

「コーチとして、彼が自分の人生で何を意味してきたかについて、ものすごく感謝している。彼は選手として求め得るもののすべてだった。自分の(ニューイングランドで)過ごす時間が大好きだったよ。そこで信じられないような20年間を送った。自分のフットボールの旅路は、別の場所に僕を導いた。彼のサポートと教えがなければ、決して今のキャリアを達成できなかっただろう」

間もなく10回目のスーパーボウルを戦おうとしているブレイディ。これはブレイディにとって、初めてベリチックHCがいない状態での頂上決戦になる。

43歳のブレイディがフォックスボローですぐに成功を見いだしたことは、元ペイトリオッツワイドレシーバー(WR)のダニー・アメンドーラがそう考えているように、ペイトリオッツの成功はブレイディが導いたものだという考えを引き出している。

だが、新しいコーチとの初年度を歩んでいるブレイディは、21年のキャリアの中で収めてきた成功はベリチックHCがいてこそのことだと考えている。

「僕にとって信じられないほどのコーチであり、メンターだ。自分のキャリアにはたくさんのコーチがいたけれど、明らかに彼がそのリストのトップにいる」

誰がペイトリオッツの成功に貢献したかの議論が続く間もベリチックHCの指には8つのスーパーボウルリングが光り、ブレイディは7つ目のロンバルディトロフィを手にするための戦いに向かうだろう。

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