ホスピスケアに移され、安定した状態にある元HCショッテンハイマー
2021年02月04日(木) 17:07長年NFLでコーチを務めたマーティ・ショッテンハイマーのアルツハイマー病との闘いは続いている。
彼の家族が『ESPN』に声明を出し、77歳のショッテンハイマーが現在ホスピスケアを受けていることを明らかにした。
「2014年にアルツハイマー病と診断されたNFLの元ヘッドコーチ(HC)マーティ・ショッテンハイマーは、現地1月30日(土)にノースカロライナ州シャーロットにある自宅近くのホスピス施設に移されました。病気からくる合併症を起こしていましたが、今は安定した状態にあります。家族より、どうか今しばらくはプライバシーを尊重していただけますようお願い申し上げます。
“私たちは家族として彼を愛情で包んでいます”と、2人の子ども、クリスティンとブライアンを代表して妻のパット・ショッテンハイマーは述べています。“そして彼がその素晴らしい人生を通じて影響を与えた人々から届く祈りやサポートを伝えています。彼が私たち全員に教えてくれたように、片足をもう一方の足の前に出しながら…1つずつプレーをしています”」
1965年から1970年にかけて、バッファロー・ビルズとボストン・ペイトリオッツで6年間の現役生活を終えたショッテンハイマーは、そこからコーチングのランクを駆け上がり、4シーズンを守備コーディネーター(DC)として過ごした後、1984年にクリーブランド・ブラウンズのHCに就任した。
ブラウンズを率いた5年間の成績は44勝27敗で、幾度かプレーオフで悔しい敗北を喫した。続いてカンザスシティ・チーフスを10年間指揮し、レギュラーシーズンで101勝58敗1分、ポストシーズンで3勝と7敗を記録した。ワシントンではHCとして1シーズンを戦っている(8勝8敗)。ベテランコーチはその後、サンディエゴ・チャージャーズを引き継いで5年間を戦い、47勝33敗を記録。チャージャーズでの最後の年にチームは14勝2敗の成績を残した。
そのコーチングキャリアでショッテンハイマーは200勝126敗1分という数字を積み上げた。勝利数では歴代8位の成績だ。
彼の息子ブライアンは、先頃パッシングゲームコーディネーターとしてジャクソンビル・ジャガーズと契約している。
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