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攻撃部門年間最優秀選手賞はタイタンズRBヘンリーが獲得
2021年02月07日(日) 12:51デリック・ヘンリーを十分に評価するにはしっかりと観察しなければならない。スタッツだけではヘンリーが誇るサイズ、スピード、パワーのコンビネーションを語れない。他に類を見ない選手と言っても過言ではない。
2020年の数字もまたそうだ。
同じシーズンに最多ランヤード(2.027)と最多タッチダウンラン(17)を記録した選手はNFL史上一人もいない。1シーズンに2,000ヤード超えを達成したのはテネシー・タイタンズのランニングバック(RB)ヘンリーが8人目、合計では5番目に多い。
現地6日(土)に開かれた『NFL Honors(NFLオナーズ)』で、そのヘンリーが2020年AP通信オフェンシブ部門年間最優秀選手に選ばれた。
ヘンリーは32票を獲得して年間最優秀選手賞を授かり、他にはグリーンベイ・パッカーズのクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースとカンザスシティ・チーフスのQBパトリック・マホームズが5票ずつ獲得している。
出だしから好調をキープして最後までそれを貫いたヘンリーはシーズン第1週に116ヤードを走り、シーズン第17週には250ヤードを記録して2,000ヤード超えを達成。シーズン中にはこれ以外に8試合で100ヤード以上を獲得しており、2年連続で1,500ランヤード以上と15回以上のタッチダウンランを決めた史上4人目のランニングバックとなった。
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