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ブリット・リードは契約終了でチーフスとは無関係に

2021年02月11日(木) 17:49


ブリット・リード【NFL】

契約下にありながら休職状態になっていたブリット・リードは、契約の終了によってカンザスシティ・チーフスのメンバーではなくなったと現地10日(水)の夕方、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えた。

ヘッドコーチ(HC)アンディ・リードの息子であるブリッドはチーフスのアウトサイドラインバッカー(OLB)コーチを務めていた。4日(木)に彼が車の多重衝突事故に関与したことが判明し、チームは9日(火)にリードを休職扱いにしたことを発表していた。

カンザスシティ警察署(KCPD)のメディアユニットによると、リードは4日の夜に発生した多重衝突に関与しており、この事故で5歳の女の子が脳損傷を負って重体となっている。

KCPDによると、ガス欠になったグレーのシボレーインパラがアローヘッド・スタジアム近郊のスタジアムドライブからI-435の南方面に向かう進入ランプに停止していたことが事故の端緒だったという。そのインパラを支援するため、近くにシボレートラバースがライトをつけた状態で駐車していた。そこに、リードが運転していたと認めているラムのピックアップトラックが差し掛かり、インパラの左フロントとトラバースのリアに衝突した。

トラバースの後部座席には5歳の女の子が座っており、地元の病院に搬送されたが重傷。後部座席には4歳の子どもも座っていて、病院に搬送されたが、こちらは命に別状はないと警察は発表している。トラバースの運転手と助手席にいた大人、インパラの運転手にけがはなかった。

KCPDが事故の原因とリードの関与について調査を進めており、それには数週間かかるということだ。

ブリット・リードは第55回スーパーボウルが開催されたフロリダ州タンパには同行しなかった。

日曜日の敗戦後、アンディ・リードはこの件について手短にコメントしたが、詳しい状況については語っていない。

【M】