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バッカニアーズWRゴッドウィン、スマホ水没の犯人はミラーではなかったと明かす

2021年02月14日(日) 00:46

タンパベイ・バッカニアーズのクリス・ゴッドウィン【AP Photo/Phelan M. Ebenhack】

スーパーボウル優勝を祝うバッカニアーズの幸せなボートパレードに、1つだけ不運があった。クリス・ゴッドウィンのスマートフォンが永遠に姿を消してしまったのだ。

ロンバルディトロフィーを含むさまざまな貴重品がボートの間を飛び交っていたが、ゴッドウィンのスマホは投げられたわけではない。当初はチームメイトのスコット・ミラーが犯人とされていたが、現地12日(金)になってゴッドウィンが改めて経緯を説明し、全てがミラーのせいではなかったと打ち明けている。

「まあ正直、かえっていい思い出になったよ」と『Good Morning Football(グッド・モーニング・フットボール)』に出演したゴッドウィンは話した。「俺たちはボートの先端に集まっていて、そこって結構揺れるだろ? そんで、スコッティ(ミラー)が水に落ちそうになっていたんだ。ライブ動画を撮ろうと思ってスマホを取り出していたんだけど、彼が落ちそうになって、それを止めてやろうとしたら、彼の背中が当たってスマホが手から転げ落ち、水中に沈んでいくのを見ているしかなかった」

「隣にいた警官たちを見たら、みんな“あちゃー!”って顔をしてて、俺は“あちゃーじゃなくて、誰か取りにいってくれよ!”って感じだった。でも、あっという間に沈んでいっちまった。水面を打った時点でもう終わってたんだ」

これまで聞いていた限りでは、ミラーがゴッドウィンのスマホを握っていて、それを川に落としたという話だった。しかし、実際には番組のカイル・ブラントが指摘した通り、ゴッドウィンがコンタクトの後で自らスマホをファンブルしたというのが真実だった。

「いや、その表現はどうかと思うけど、全てがスコッティのせいってわけじゃなかったよ」とゴッドウィンも笑いながら返した。

ミラーは無罪放免となった。ゴッドウィンは自分で新しいスマホを手に入れるしかないだろう。何より、彼らは楽しい時間を過ごしていた――そして彼らは皆、スーパーボウルのチャンピオンだ。

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