イーグルスがWRジェフェリーを放出へ
2021年02月23日(火) 08:141年前、アルション・ジェフェリーがフィラデルフィア・イーグルスの一員であることに不満を抱えているという憶測が渦巻く中、ジェフェリーの代理人は『Twitter(ツイッター)』を通じてクライアントであるジェフェリーのイーグルス愛を宣言した。
ただ、今となってはもはや重要なことでもない。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、3月に新リーグイヤーが始まるにあたり、イーグルスがジェフェリーをリリースするというのだ。
この動きはしばらく前から想定されており、イーグルスのオフシーズンにおける変化は来月に何が現実となるかを一層示唆しただけだ。イーグルスはヘッドコーチを含め、複数のポジションで若返りを図っている。袂を分かつことは双方にとって最善の道と言えよう。
NFLネットワークのマイク・ガラフォロはイーグルスがサラリーキャップに余裕を作るとともにジェフェリーの今後に関する決定のタイムラインを加速させるため、1月初旬にジェフェリーの契約を再編成していたと報道。デショーン・ジャクソンの放出に続くジェフェリーの離脱で2人のベテランがカットされたことになるが、キャップに苦しむイーグルスにとってはこれが最後でないことも明白だ。
ジェフェリーはイーグルスで過ごした4シーズンで171回のパスキャッチ、2,237ヤード、20タッチダウンをマークし、シカゴ・ベアーズを離れてイーグルス入りした初年度にスーパーボウル優勝を果たした。31歳のジェフェリーは他のチームに活躍の場を求めることになりそうだが、2021年は全チームがサラリーキャップの対応に追われていることから、イーグルスで稼いだ金額よりも低い数字に落ち着くことになりそうだ。
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