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シーホークス残留を希望しつつ契約額の妥協はしないとLBライト

2021年02月24日(水) 09:27

シアトル・シーホークスのK.J.ライト【Alika Jenner via AP】

シアトル・シーホークスのラインバッカー(LB)K.J.ライトはシアトルにとどまることを望んでいる。しかし、そうするためにディスカウントを申し出る気はないようだ。

3月にフリーエージェント(FA)になる予定のライトは市場価値に見合った契約以外は考えていないと話している。

『ESPN』によれば、ライトは「値引きをするには俺がフットボールフィールドでしている仕事は良すぎる。すべてのチャンピオンシップで勝って、日曜日の見栄えをよくしたいなら、プレーを決める選手たちに報酬を与えなきゃ。俺には家族がいるし、家族のために長い間成功しようと努力している」と語った。

過去10年にわたってシーホークス守備陣の主要選手だったライトのコメントは、これまでシーホークスでキャリアを終えたいと一貫して話してきたLBに考え方の変化があったことを示している。今季の財政的な制限を踏まえ、おそらくライトにはシアトルにいた他のビッグネームたち――リチャード・シャーマン、アール・トーマスら――と同じように、終わりの始まりが見えているのだろう。

ライトを失うことは、このオフシーズンに戦力増強を必要としている守備陣にとって大打撃になる。

ライトは2019年に1,400万ドル(約14億7,000万円)にボーナスがついた2年契約を結んだ。31歳のライトはキャリアを終える前にもう1度チャンスを手にすることを望んでいる。

シーホークスがそれなりの額を提示しさえすれば、ライトはシアトル残留を優先する。

「シーホークスと一緒にすべてを乗り切ることができれば、きれいにまとまるだろうな」と言うライトはこのように続けた。

「そうなれば伝説だよ。前にも言ったように、シアトルにとっては俺をとどめるのが最高の投資だと思ってる。皆が見たように、俺がここに来てから、俺たちは最高以外の何者でもなかったからな。いつもプレーオフに進み、ディビジョンで優勝してきた。彼らは俺がここにいたいと思っているのを知っている。でも、結局のところ、俺は理解している。(サラリーキャップによって)彼らにはスペースを確保する必要があって、忙しくなるんだろう」

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