ニュース

FAのマーケットを試す予定のチャージャーズLBペリーマン

2021年03月08日(月) 10:33

デンゼル・ペリーマン【G. Newman Lowrance via AP】

ロサンゼルス・チャージャーズの主力ディフェンス選手の1人がフリーエージェント(FA)での可能性を模索するようだ。

ラインバッカー(LB)のデンゼル・ペリーマンがFAのマーケットを試す予定だと、ペリーマンのエージェントであるロン・バトラーから情報を得た『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地7日(日)に伝えている。

このオフシーズンに無制限FAとなるペリーマンはチャージャーズに戻る可能性も残しているとラポポートはつけ加えた。28歳のペリーマンは2020年には13試合(6試合で先発)に出場し、2017年以来最も少ない48回のタックルとサック1回を記録。

最初の2シーズンでは通算26試合でプレーしているが、3年目と4年目はケガに悩まされ続け、2年間で出場した試合は16試合にとどまる。いくつかの壁を乗り越える中でペリーマンは2019年に2年1,200万ドル(約13億円)の延長契約を獲得した。

チャージャーズは2020年に全体23位指名で入団したスターLBのケネス・マレーを擁しており、2019年に4巡目で指名されたLBドルー・トランクウィルも昨季第1週に負ったシーズン終了となる足首の骨折から復帰する予定だ。これまでのケガに加えて2人の存在を考慮すると、タフなベテランLBのペリーマンが長期的にチャージャーズでどこにフィットするのかという疑問が生じるのは当然のことと言えよう。

ペリーマンは2015年にマイアミ大学から2巡目指名でドラフトされて以来、チャージャーズのロースターではトップクラスのタックラーとして他の選手と肩を並べてきた。過去6シーズンのタックル数の順位はそれぞれチーム内で3位、3位、12位、6位、3位、8位となっている。

【R】