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ビルズの2020年の成功は2021年の基準になったとペグラオーナー

2021年03月09日(火) 14:27

バッファロー・ビルズのキム・ペグラ【AP Photo/Michael Ainsworth】

バッファロー・ビルズは1995年以来となるAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)東地区の優勝を果たして13勝3敗を記録し、25年ぶりにポストシーズンゲームで勝利を挙げた。ヘッドコーチ(HC)ショーン・マクダーモット率いるチームはチャンピオンシップゲームでカンザスシティ・チーフスに38対24で敗れてプレーオフを去る。

ビルズのオーナー、キム・ペグラは現地8日(月)に国際女性デーを記念して『NFL Network(NFLネットワーク)』の“Good Morning Football(グッドモーニング・フットボール)』に出演。成功をバネにすることがチームの目標だと述べた。

ペグラは「2020年のチームは私たちにとっての基準を固めてくれました」と話している。

「今年の結果は決して目標ではありません。目標はもっと高いものです。このチームが収めた成功はこれからの基準となります。特にサラリーキャップがどれくらいになるか分からない中で、それ以前より目標が高くなった分、彼らにとっては一段と難しくなることでしょう。いろいろと調整する必要があり、大きな影響も出ます。今後のチームやサラリーの方向性を理解する必要がありますね。その辺りは他の人に任せていますが、今後のチームに対して期待値が高いことは私も十分に分かっています」

ビルズはクオーターバック(QB)ジョシュ・アレンの才能を補完しようと、昨年のオフシーズンにワイドレシーバー(WR)ステフォン・ディッグスの追加などに踏み出した。その結果、3年目となるアレンは大躍進を遂げる。ビルズが2021年に次のレベルに到達するには、自分のプレーにもっと一貫性を持たせることが必要だとアレンは認めている。

ペグラが指摘したように、ビルズには今後もプレーオフで駒を進められるだけの才能がそろっている。ビルズが2年続けてポストシーズン進出を果たすため、あとはジェネラルマネジャー(GM)ブランドン・ビーンとマクダーモットHCがこのオフシーズンに、オフェンスラインやパスラッシャー、セカンダリーなどを補強し、チームをさらにアップグレードしてくれることにかかっている。

【R】