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NFLスタジアムと関連施設で新型コロナウイルスのワクチン100万回投与を達成

2021年03月14日(日) 00:32

テネシー・タイタンズの本拠地、ニッサン・スタジアム【AP Photo/Mark Humphrey】

アメリカ全土で15のNFLスタジアムと施設が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種会場として使用されている。現地12日(金)、それらの会場で100万回のワクチン投与を達成したとリーグが発表した。これからさらに2カ所のスタジアムが追加されることになっている。

「国中の医療従事者たちに感謝しつつ、われわれのスタジアムと施設で100万回のワクチン投与を達成したことをNFLは誇りに思います」

ジョー・バイデン大統領に宛てた2月の書簡の中で、NFLコミッショナーのロジャー・グッデルは、30あるリーグのスタジアムをワクチン接種会場として提供可能だと連邦政府に申し出ていた。

これまでに15カ所がすでに準備を整えて稼働しており、グリーンベイにあるランボー・フィールドとテネシーにあるニッサン・スタジアムが17日(水)と20日(土)から稼働することになっている。

1月から会場として使用されているアトランタのメルセデス・ベンツ・スタジアムは先日、ハイボリュームサイトに認定され、受け入れ人数を拡大した。

また、プロフットボール栄誉の殿堂は12日、メンバー数人が『Centene Corporation(センティーン・コーポレーション)』と協力して公共広告を出し、ワクチンの情報提供と普及に努めることを発表した。広告は全国的に放送され、殿堂入り選手のダレル・グリーン、エネアス・ウィリアムズ、ドリュー・ピアソン、アンソニー・ムニョスなどが出演する予定だ。

新型コロナウイルスに対抗するためにスタジアムのゲートを開いたリーグにとって、この日は統計的なランドマークが達成された日となった。

【M】