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ペイトリオッツ、OLBジュードンとDBミルズとそれぞれ4年契約に合意

2021年03月16日(火) 07:41


ニューイングランド・ペイトリオッツと契約したマット・ジュードンとジャレン・ミルズ【NFL】

2020年シーズンに2008年以降では初めてプレーオフ進出を逃したニューイングランド・ペイトリオッツだが、交渉開始に際する動きを見る限り、もう1年、苦汁をなめるつもりは毛頭ないようだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地15日(月)に情報筋の話として伝えたところによると、ペイトリオッツとマット・ジュードンが4年5,600万ドル(約61億1,200万円)相当の契約に合意したという。ペリセロはこの契約には最初の2年間で3,200万ドル(約35億円)を支払うことが含まれていると付け加えた。

また、ペイトリオッツはこれだけにとどまらず、フィラデルフィア・イーグルスのディフェンシブバック(DB)ジャレン・ミルズとも4年2,400万ドル(約26億2,000万円)の契約を締結したようだ。NFLネットワークのマイク・ガラフォロが伝えている。

2016年NFLドラフト5巡目にボルティモア・レイブンズから指名されてNFL入りしたジュードンは2020年シーズンをフランチャイズタグに指定された状態で戦っており、レイブンズのディフェンス陣でチームを離脱して競合となるチームに移ったのは過去3年でジュードンが2人目となる。もう1人は2019年にグリーンベイ・パッカーズに移籍したザダリアス・スミスだ。

ジュードンは過去5シーズンでキャリア通算のサック数を34.5回としており、これには4年連続して6回以上をマークしたサック数も含まれる。タックルは233回(うち54回はタックルフォーロス)、102回のクオーターバックヒット、10回のパスディフェンス、7回のフォースファンブルに加えて、過去2シーズンはいずれもプロボウルに選出されている。

平均年俸1,400万ドル(約15億2,800万円)は悪くない数字だが、フランチャイズタグで戦った2020年の1,680万ドル(約18億3,300万円)を下回っている。

一方、ミルズは年俸600万ドル(約6億5,500万円)、保証額900万ドル(約9億8,200万円)と比較的に手頃な契約でペイトリオッツに加わる。

もともとコーナーだったミルズはマルコム・ジェンキンスがニューオーリンズ・セインツに移籍したことで空いたスペースを埋めるため、セーフティに転向してイーグルスでハイブリッドな役割を果たした。ペイトリオッツでも同じような役目を担う可能性があり、2020年に多くの苦戦を強いられたペイトリオッツ守備において多方面での活躍が期待されている。

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