コーナーバック（CB）ジェイソン・ベレットがサンフランシスコ・49ersにもう1シーズン戻ってくる。

49ersのジェネラルマネジャー（GM）であるジョン・リンチが、現地15日（月）にベレットとの再契約を発表した。

Fired up to have @Jfeeva_2 back w the squad! 🔥 Congratulations JV!

— John Lynch (@JohnLynch49ers) March 15, 2021

「燃え上がるぞ、@Jfeeva_2がチームに戻ってくる！　おめでとうJV！」

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが報じたところによれば、今回結ばれたのは1年550万ドル（約6億円）の契約であり、ベレットがプロボウルに選出されれば650万ドル（約7億1,000万円）になるという。

ベレットには複数年のオファーも提示されていたものの、1年契約で戻ってくることを選んだとラポポートはつけ加えている。ベレットは『NFL.com』のグレッグ・ローゼンタールが作成したトップ101フリーエージェントのリストで31位に入っていた。

元1巡目指名選手の才能は否定できない。そのキャリアに影を落としていたのは負傷だった。2015年から2019年にかけて、ベレットは26試合でしかプレーしていない。2018年は1度も試合に登場せず。2020年に13試合に出場するまで、ベレットはその前の3シーズンで2試合にしか参加できていなかった。

昨シーズンはほとんどをけがなく過ごしたベレットは、今でも厄介なカバーマンであることを証明。13試合でパスディフェンス7回、インターセプト2回を記録している。キャリア最高のスナップ803回でプレーし、相手QBに許したパサーレーティングは76.3、被キャッチ平均ヤードは8.9ヤード、被タッチダウンは1回だった。

49ersはベレットがそのパフォーマンスを繰り返すことに賭けた。新シーズンもけがのない状態を保てば、その働きは天井知らずだろう。その後はオープンマーケットに出るため、フィールドに立ち続けることができれば契約が手にできるかもしれない。

49ersはフリーエージェンシーでCBリチャード・シャーマンを失うと見られているが、ベレットを維持したことに加え、エマニュエル・モズリーの存在が力になるはずだ。

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