カーディナルスがWRのA.J.グリーンと1年8億円超えの契約
2021年03月18日(木) 05:51『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはワイドレシーバー(WR)A.J.グリーンがアリゾナ・カーディナルスと1年800万ドル(約8億7,000万円)の契約を締結したと報じた。NFLネットワークのマイク・ガラフォロが伝えたところによれば、今回の契約のベースサラリーは600万ドル(約6億5,300万円)で、最大800万ドルになるインセンティブ付きの条件だという。
グリーンとの契約はカーディナルスにとって興奮の水曜日となる1日の始まりにすぎず、カーディナルスはさらにラスベガス・レイダースとのトレードでセンター(C)ロドニー・ハドソンを獲得し、オフェンシブラインを構成する上で大きなニーズを満たすことに成功している。カーディナルスは今回のトレードでドラフト7巡目指名権も手に入れており、レイダースは3巡目の指名権を得たとラポポートが伝えた。
2020年のグリーンはターゲット104回のうちキャッチしたのが47回、523ヤード、2タッチダウンと静かにシンシナティ・ベンガルズでの生活を終えた。1試合あたりの平均キャッチ数2.9回と2回のタッチダウンレシーブはキャリアで最も少なく、レシーバーにおけるベンガルズのトップターゲットが今後、グリーンではなくルーキーだったティ・ヒギンスになるだろうことは明白だった。
これまで7度にわたってプロボウルに選ばれたグリーンはプレーオフ進出を目指すカーディナルスに合流する。デアンドレ・ホプキンス、クリスチャン・カーク、アンディ・イザベラといったレシーブ陣に加わり、ラリー・フィッツジェラルドが殿堂入りを確実視されるキャリアの継続を決断すればフィッツジェラルドの復帰も見られるだろう。
【C】