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民事訴訟を受けわいせつ行為を否定したテキサンズQBワトソン

2021年03月18日(木) 09:15


ヒューストン・テキサンズのデショーン・ワトソン【AP Photo/Sam Craft】

テキサス州ハリス郡で現地16日(火)に民事訴訟が起こされ、ヒューストン・テキサンズのクオーターバック(QB)デショーン・ワトソンが2020年3月に有資格のマッサージセラピストに対してわいせつ行為をしたとして告発された。

訴状によれば、ワトソンは『Instagram(インスタグラム)』を通じて原告に接触し、マッサージについて問い合わせた上で、両者は原告の自宅での施術を予約。ワトソンはスポーツマッサージではなく、“リラクゼーションのためのマッサージ”を希望していたという。

訴状ではさらに、ワトソンは“鼠径部”を中心とするよう希望し、その後マッサージタオルの下から露出し、体を動かして露出範囲を広げた上で原告の手に性器を触れさせたとされている。原告はマッサージを中止し、ワトソンに退出するよう求めたという。

火曜日の夜にこの訴訟について報じられた後、ワトソンはソーシャルメディアを通じてこのように述べている。

「名前を売ろうとする原告の弁護士がソーシャルメディアへ投稿した結果として、最近、自分に対して起こされたとおぼしき訴訟について知った。まだ訴状を見てはいないが、一つ分かっていることがある。俺はあらゆる女性に対し、最大限の敬意あるふるまい以外したことがないということだ。原告の弁護士は金の問題ではないと主張しているが、訴訟を起こす前、彼は正当な理由もなく6ケタの示談を要求してきた。俺はこれをすぐに拒否した。彼とは異なり、俺にとってこれはお金の問題じゃない。自分の名前を晴らすことであり、そうすることを待ち望んでいる」

テキサンズは水曜日に発行した声明にて、この民事訴訟について火曜日の夜にソーシャルメディアで把握したと述べている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のジェームス・パーマーによれば、チームは「われわれがこの件について聞くのは初めてであり、すぐに詳しく知ることを望んでいる」と話したという。

「ヒューストン・テキサンズの組織の一員が関係するようなこの種の訴訟について、われわれは真剣に受け止めている。この件については情報を待ってからさらなる見解を表明する」

ワトソンは2017年のドラフト1巡目で自分を指名したテキサンズにトレードを要求しており、その動向がこのオフシーズンの大きな話題の一つになっていた。テキサンズのヘッドコーチ(HC)であるデビッド・カリーは先日、テキサンズがチームのQBとしてワトソンに “コミット”しているとし、3度のプロボウラーであるワトソンのトレードに関心がないことを示唆している。

ワトソンは2020年にリーグベストの4,832パスヤードを記録し、タッチダウン33回に成功すると同時にインターセプトは7回にとどめた。

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