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Gロング、チーフスでのNFL復帰は「俺にとってのルネサンスイヤー、再生の年」

2021年03月19日(金) 23:02

シカゴ・ベアーズのカイル・ロング【Ryan Kang via AP】

元シカゴ・ベアーズのガード(G)、カイル・ロングは1年の“引退生活”を経て、今週カンザスシティ・チーフスと契約した。3度のプロボウラーは1年間の休養によって活力を取り戻すことができたと述べている。

「フィジカルとメンタルを回復し、感情的な落ち着きを取り戻す素晴らしい機会となった」と昨年についてロングは『The Athletic(ジ・アスレチック)』のネイト・テイラーに語った。「たくさんゴルフをして、フィアンセと長い時間を過ごし、おいっ子たちに会うこともできた。それはプレーしている間はなかなかできなかったことだ」

3年連続のプロボウル選出でキャリアをスタートさせたロングだったが、ベアーズでの最後の4シーズンはけがの対処に時間を費やした。2019年は4試合にしか出場できず、その後サバティカルを取っている。32歳の彼は体調を整え、自分を鍛え直すためにシーズンを過ごしたという。

「俺にとってはルネサンスイヤー、再生の年だ」とロングは述べた。「このゲームでプレーし、支配するために何が必要かを理解している。“ロッキー4/炎の友情”を実演してみたのさ。キャビンに自分を閉じ込め、追い込んだ」

健康で以前の調子を取り戻したロングなら、チーフスのオフェンシブラインを大きくアップグレードさせられるだろう。同じく新たにサインしたオフェンシブガード(OG)ジョー・トゥニー、帰還が予想されるOGローレント・デュバニー・ターディフとともに、彼らには有り余るほど有能なGがそろっている。残る問題はセンター(C)とタックル(T)だ。チーフスはいずれもけがを抱えるオフェンシブタックル(OT)ミッチェル・シュワーツとエリック・フィッシャーのベテラン勢をカットした。OGマイク・ラマ―スとは再契約しており、右サイドについては彼が答えになるかもしれない。

ロングはNFLでの最初の7シーズンの大半をGとしてプレーしたが、OTとしての経験も持っている。いまだ定まらないチーフスのラインで、ロングなら複数のスポットに入ることができるかもしれない。

「1つ確信を持って言えることは、俺はまだ一度もCをプレーした経験はないってことだ」と彼は笑いながら言った。「俺は左利きだ。左利きのCってのはあまり知らないけど、何に対しても学ぶ意欲はあるぜ。まだオフェンシブラインルームで全員と顔を合わせていないから、そうするのが楽しみだし、そこで自分の場所を見つけたいと思っている。俺はただ毎日チームの役に立ちたいんだ」

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