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シーホークスがRBクリス・カーソンと16億円で2年の再契約

2021年03月20日(土) 20:17

シアトル・シーホークスのクリス・カーソン【AP Photo/Ted S. Warren】

クリス・カーソンのフリーエージェントとしての活動は終了した。彼は再びシアトル・シーホークスでプレーを続けることになる。

傑出したランニングバック（RB）のカーソンは2年間で最高1,462万5,000ドル（約15億9,000万円）の契約にサインし、残留すると『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが報じた。契約にはキャップ調整を目的とした取り消し可能な3年目も含まれている。それより重要なのは、これでシーホークスがマーショーン・リンチの全盛期以来となるベストRBと再タッグを組めることになった点だ。

カーソンは短めではあったものの、生産的な4年目のシーズンを過ごした。12試合でキャリー平均4.8ヤード、レシーブ37回で9回のタッチダウンというキャリアハイを記録している。しかし、ランに関しては複数のけがとRBカルロス・ハイドとの入れ替えがアテンプトに大きく影響した。2018年から2019年にかけて平均262.5回のアテンプトで、2,400ヤード近くを足で稼いでいたカーソンだが、昨年はわずか141回のキャリーに終わっている。

彼の3シーズンは全て、ラン重視のシーホークスオフェンスでカーソンの重要性を際立たせており、ヘッドコーチ（HC）ピート・キャロルはその傾向をいっそう強めたいと考えている。

元7巡目指名のカーソンがオープンマーケットに出ていたのは、48時間ほどのことだった。それでも、彼の復帰の知らせは、少なくとも1人の著名なチームメイト――クオーターバック（QB）のラッセル・ウィルソン――を明るい気分にさせている。