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WRジャクソンが地元に帰還、ラムズと1年契約に合意

2021年03月22日(月) 11:45

フィラデルフィア・イーグルスのデショーン・ジャクソン【NFL】

ワイドレシーバー(WR)デショーン・ジャクソンが出身州でプレーしてから15年近くが経った。現地21日(日)、その状況が変わることが正式に明らかになっている。

ベテランレシーバーのジャクソンがロサンゼルス・ラムズと1年契約の条項に合意したとチームが発表した。現時点で契約内容は明らかになっていない。

生まれながらのロサンゼルス人であるジャクソンにとって、最初のNFLのホームであるフィラデルフィア帰還を経て仕事として地元に戻るのは大歓迎だ。

カリフォルニア大学から2008年のドラフト2巡目指名でNFL入りしたジャクソンは、ワシントンやタンパベイを経て2019年にイーグルスと再び契約を交わしていた。キャリア最初の11年のそれぞれで11試合以上に出場してきたジャクソンは、数々のけがの影響で2シーズンにわたって合わせて8試合の出場にとどまり、イーグルスは先月にジャクソンの放出を決断している。

マシュー・スタッフォードがクオーターバック(QB)の役割を担うことになったラムズは、ガンスリンガーの腕に応じるべくレシーバートリオを擁することになった。『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロは現地21日(日)、ワシントン時代の攻撃コーディネーター(OC)だったショーン・マクベイヘッドコーチ(HC)が個人的にジャクソンに連絡し、スタッフォードに折り紙つきのスピードを提供することに関心はないか尋ねたと報じている。ガラフォロはまた、ジャクソンが2021年の健康状態に自信を持っているともつけ加えた。

体調さえ万全ならば、34歳になってもジャクソンはロバート・ウッズやクーパー・カップの傍らでラムズ攻撃陣にフィールド全体に行きわたる力を提供することが可能だ。チャンピオンシップ争いに向けてしっかりとした体制を維持しているラムズにとって、ジャクソンでの賭けは十分にそのリスクを取る価値のあるものだ。

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