現地22日（月）、ヒューストン・テキサンズのクオーターバック（QB）デショーン・ワトソンに対し、わいせつ行為と性的暴力の疑いで新たに6件の民事訴訟が起こされた。

テキサス州ハリス郡裁判所に提起された新たな訴訟によって、ワトソンに対して持ち上げられた訴訟は先週の7件に加えて13件になった。

13件の民事訴訟を起こした女性たちすべての弁護を担当するヒューストンの弁護士であるトニー・バズビーは金曜日、報道陣に対してワトソンへの計12件の訴訟を予期していたと話した。また、ワトソンのふるまいについては他に10名の女性と話をしたという。

新たな訴訟の中には、ワトソンが昨年、マッサージ中にマッサージセラピストに自身の性器に触れさせ、セラピストの臀部と性器をつかんで性的行為を強要しようとしたとする性的暴行の訴えが含まれている。

また、今月初めに、マッサージ中にワトソンが自身を露出し、原告に性器を触れさせたとするものもある。

ハリス郡保安官事務所が金曜日に『NFL.com』に話したところによれば、今のところワトソンに対する捜査は行われていない。ヒューストン警察署も同様に、ワトソンが関与する捜査は行われていないとしている。

NFLは先週ワトソンに対して提起された訴訟についてリーグの個人行動規範に基づく調査を行っている旨を木曜日にテキサンズに伝えていた。

ワトソンの弁護士であるラスティ・ハーディンは金曜日の午後に下記のような声明を発行している。

「私はデショーン・ワトソンの代理人を務めることをきわめて誇りに思っており、われわれが価値のない主張だと考えるものに対抗して完全に彼を支援する。しかしながら、詳しいコメントについてはバズビー氏による数多くの、そして増えていく訴訟の確認を完了してからのこととする。来週にこれに応じる予定であり、それまで偏見のない心を保っていただきたい」

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