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ジャガーズがQBビーサードと5億円の2年契約

2021年03月25日(木) 10:51

サンフランシスコ・49ersのC.J.ビーサード【AP Photo/Rick Scuteri】

ジャクソンビル・ジャガーズがクオーターバック(QB)ルームにデプスを加えている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが状況を知る人物の話を元に、ジャガーズが元サンフランシスコ・49ersのQBであるC.J.ビーサードと契約する見込みだと伝えた。NFLネットワークのトム・ペリセロは情報筋の話として、ビーサードは2年500万ドル(約5億4,000万円)にインセンティブがつく契約を手にすると報道。チームが現地24日(水)にこの動きを発表している。

元3巡目指名選手であるビーサードは49ersで4年を過ごし、ニック・ムレンズとともにバックアップQBの役割を担ってきた。

49ersでは12試合に出場し、パス成功率58.6%、3,469ヤード、タッチダウン18回、インターセプト13回、アテンプト平均7.0ヤードをマークしている。

タフなQBであるビーサードには攻撃陣を動かし、適切なプレーでチェーンを前に進めていく力がある。爆発力はないものの、知的で稼働性に優れ、先発の経験があるビーサードは、苦境で出番が来たときに力を発揮するだろう。

ジャガーズはドラフトの全体1位でQBトレバー・ローレンスを指名すると見られており、ビーサードにはその経験をもってQBルームに貢献しつつ、アップダウンがあるはずのルーキーを脅かさないことが期待されている。

ビーサードの加入はガードナー・ミンシューのトレードを表すシグナルかもしれない。ヘッドコーチ(HC)アーバン・マイヤーは先週、元先発のミンシューについてはトレードトークを行っていないと話していた。しかし、ミンシューのトレードは大枠でとらえたときに意味を持つ動きになるだろう。

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