ニューイングランド・ペイトリオッツがバックフィールドのプレーメーカーを手元に置いている。

ランニングバック（RB）ジェームス・ホワイトがペイトリオッツと再契約することを『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイケル・ジアルディに認めた。ホワイトの契約は1年250万ドル（約2億7,000万円）だとNFLネットワークのイアン・ラポポートが報じている。

最初にこのニュースを伝えたのは『ESPN』だった。

クオーターバック（QB）キャム・ニュートンのペイトリオッツ1年目にホワイトの生産性は低下していた。パスキャッチを持ち味とするホワイトはトム・ブレイディのペイトリオッツラストシーズンに15試合でターゲット95回中キャッチ72回を記録したのに対し、2020年は14試合でターゲット62回中キャッチ49回にとどまっている。

それでもホワイトはバックフィールドでトップクラスのパスキャッチャーの一人であり、チェックダウンを決めてディフェンダーのミスを誘い、ファーストダウンを獲得する能力を持っている。ペイトリオッツでの7年間でホワイトはレシービングによるファーストダウンを168回獲得。低迷した2020年でもファーストダウン獲得に20回成功しており、RBとして6位タイにつけている。また、レシービングによる得点は2015年以来で25回を記録した。

タンパベイ・バッカニアーズがパスキャッチ可能なRBを必要としていることから、ホワイトがタンパベイでブレイディの元に戻ることが予測されていた。TB12はこれまでのキャリアでプレーしてきた選手の中でもホワイトは最も傑出した一人だとたびたび話している。

しかし、ホワイトはニューイングランドにとどまった。ホワイトはソニー・ミシェルやデイミアン・ハリスのいるペイトリオッツのバックフィールドでパスキャッチのオプションとして活躍し続けるだろう。

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