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レイダースとは「相性が良くなかった」とペイトリオッツOTブラウン

2021年03月25日(木) 23:55

ラスベガス・レイダースのトレント・ブラウン【G. Newman Lowrance via AP】

けがに悩まされたラスベガス・レイダースとの2度のシーズンを経て、トレント・ブラウンはトレードでニューイングランド・ペイトリオッツに戻ることになった。オフェンシブタックル(OT)のブラウンは現地24日(水)、ラスベガスのチームではフラストレーションを感じていたと打ち明けている。

「どうにも仕事場としてしっくりこなかったんだ、言ってみればな」とブラウンは『Las Vegas Review-Journal(ラスベガス・レビュー・ジャーナル)』に語っている。

第53回スーパーボウルで優勝してレイダースと大型契約を結び、2018年シーズン終了後にニューイングランドを去った後は、“何一つうまくいかなかった”とブラウンはぼやく。

彼はレイダースとの最初のシーズンとなった2019年にプロボウルに選ばれているが、最後の4試合を欠場し、IR入りしてシーズンを終えた。そうしたけがは2020年シーズンにも響き、わずか5試合でのプレーにとどまった。

「別に彼らに対して悪い感情とかは何もない。ただ、相性が良くなかったってことなんだろうな」とレイダースでの時間についてブラウンは述べた。「そしてオレは今までの人生でたくさんジャージーを着たどこかに戻りたいと思ったんだ。考えてみたら、ペイトリオッツのジャージーを着た時ほど誇りを感じたことはなかった」

レイダースのジェネラルマネジャー(GM)マイク・メイヨックはブラウンについて、彼が健康で、好調で、意欲さえあれば、他のどんなOTとも渡り合える“支配力”を発揮できると述べている。しかし、レイダースにいた27歳のブラウンはそうではなかった。どうやら、ビル・ベリチックとニューイングランドの方がブラウンには合っているようだ。

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