カンザスシティ・チーフスがフリーエージェント（FA）のワイドレシーバー（WR）を一人、チームに取り戻した。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートがエージェントである『Katz Brothers Sports（カッツ・ブラザーズ・スポーツ）』からの情報として伝えた内容によれば、チーフスがワイドアウトのデマーカス・ロビンソンと1年の再契約を結ぶという。

ロビンソンとの再契約の前、チーフスは800万ドル（約8億7,000万円）にインセンティブ300万ドル（約3億3,000万円）を加えた契約をピッツバーグ・スティーラーズのスロットスターであるジュジュ・スミス・シュスターにオファーしていた。スミス・シュスターは現AFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）王者に加わるより、ピッツバーグに戻ることを選んでいる。

ロビンソンはチーフスと2年連続で1年契約を結ぶ。元4巡目指名選手であるロビンソンは昨オフシーズンに229万7,500ドル（約2億5,000万円）の契約にサインしていた。

26歳のロビンソンは昨年にプロとしてベストシーズンを送り、16試合中9試合に先発してキャッチ45回、466ヤード、タッチダウン3回を記録している。

今回の契約によってチーフスはロビンソン、タイリーク・ヒル、メコール・ハードマンという俊足のトリオを維持できる。

サミー・ワトキンスは今もFAであり、チーフスにはドラフトでワイドアウトの層を厚くする可能性もあるだろう。

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