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ジェッツがQBダーノルドをパンサーズにトレード、見返りに3つのドラフト指名権

2021年04月06日(火) 06:27

ニューヨーク・ジェッツのサム・ダーノルド【NFL】

サム・ダーノルドのニューヨーク・ジェッツの未来を担う存在としての時間は終わりを告げた。

ドラフト全体3位指名でジェッツ入りした23歳のクオーターバック(QB)ダーノルドは今後、カロライナ・パンサーズの将来を担っていくことになる。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地5日(月)午後、ダーノルドがジェッツからパンサーズにトレードされ、ジェッツは見返りとして2021年NFLドラフトの6巡目指名権(全体226位)と、2022年ドラフトの2巡目および4巡目の指名権を手に入れると報道。

それからほどなくしてパンサーズがダーノルド獲得を認めている。

パンサーズは2020年シーズンの先発QBだったテディ・ブリッジウォーターをロースターに残しているが、ダーノルドにとって唯一のトレード相手だったといい、ヒューストン・テキサンズにリリースを要求しているQBデショーン・ワトソンの強力な候補だったものの、ラポポートによれば、パンサーズはダーノルドに切り替えたという。ダーノルドが先発の座を射止める流れを踏まえて、パンサーズがブリッジウォーターのトレード、あるいは契約の調整を検討しているとラポポートは付け加えている。

パンサーズのジェネラルマネジャー(GM)を務めるスコット・フィッタラーは月曜日、「(攻撃コーディネーターの)ジョー・ブレイディと(ヘッドコーチの)マット・ルールが率いるこのオフェンスには、彼を中心として武器がそろっており、彼ならわれわれを次のレベルに連れて行ってくれると思う。ドラフト全体を踏まえても、われわれの立場を考えても、サムのような優秀な人材をチームに加えられることをとてもうれしく思っている」とコメントした。

【C】