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ワシントンがチームの参謀役にナタリア・ドランテスを任命、初のラテンアメリカ系女性チーフが誕生

2021年04月07日(水) 23:21

ワシントン・フットボール・チームのロン・リベラ【AP Photo/Chris Szagola】

ヘッドコーチ(HC)ロン・リベラの下、ワシントン・フットボール・チームは引き続きスタッフの多様化を進めている。

現地7日(水)、チームはフットボール部門のコーディネーターとしてナタリア・ドランテスの雇用を発表した。コーチングスタッフ、フットボールオペレーションと協力し、ドランテスは参謀役としてリベラ直属の部下となる。

26歳の彼女はこれまでテキサスA&M大学フットボール・チームの求人コミュニケーションコーディネーターを務めてきた。NFLではソーシャルメディアの仕事を担当し、2015年と2016年にはアリゾナ・カーディナルスでインターンをしていたこともある。

2月に開催された第5回“Women’s Careers in Football Forum(ウイメンズ・キャリアズ・イン・フットボール・フォーラム)”の中でバーチャルにリベラと交流し、それが今回の採用につながったということだ。

「私は非常に誇り高きラテンアメリカ系女性です、というのが最初の発言でした」とチームの公式サイトでドランテスは会議を振り返った。「あの時私は彼に、“同じヒスパニック系として、あなたがフットボール界にいるのは素晴らしいことだと思います。だって、それほど人数が多くはありませんから。だから、あなたがいてくれること、そしてフォーラムに参加してくださったことに感謝します。あなたがここで私たちをサポートしてくれることは大きな意味を持っているんですよ”って言ったの」

昨シーズン、クラブのマネジメントをしながらガンとの闘いを続けたリベラは、自分の任務をいくらか軽減するために右腕的人物を置く必要性を感じていた。その信頼を得たのがドランテスだった。

「これはわれわれにとって、ある意味新しい試みだ。私にはこれまで“参謀長”的な者はいなかった」とリベラは述べた「私にはコーチ陣、コーディネーターたちに通じていて、率直に“いや、それはコーチの望みではない”、”いや、コーチはそれを希望しない”と言える者が必要だった。言いたいことは分かるだろう? 私が彼女に理解してほしいのは、彼女が私の声になるということ、そして私が彼女を信頼しているということだ」

ドランテスはNFLの上級職に就いた最新の女性であり、参謀長的役割を得た初めてのラテンアメリカ系女性となる。このオフシーズン中にNFL初の黒人女性アシスタントコーチとなったジェニファー・キングに続いてのことだ。キングもドランテスもウイメンズ・キャリアズ・イン・フットボール・フォーラムでキャリアをジャンプスタートさせたことになる。

「これ(フォーラム)の持つ役割は、十二分に資格を持つ人々、時には資格過剰ですらある人々をわれわれに紹介することだ」とリベラは述べた。「こうした女性たちを知り、彼女たちの成果、これまでしてきたことを目にし、そして機会を得るためにどうしても仕事を得たいというその意欲を知れば、これがあることは重要だと思う。だからこそ私は参加する。正しいことをしたいと思うからこそ、私にはそれが重要なんだ」

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