ベンガルズが8シーズンを共にしたRBバーナードをリリース
2021年04月08日(木) 00:01![](https://nfljapan.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2020/12/22132037/AP_20357051970830_01.jpg)
ベンガルズで8シーズンを駆け抜けたジオバニ・バーナードのシンシナティでの日々が終わった。
チームは現地7日(水)、ランニングバック(RB)のリリースを発表した。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロは、リリースがバーナード側からの要請だったと伝えており、それをクラブ側が承諾したという格好だ。
ガラフォロによるとベンガルズはフリーエージェンシー開始から2週間たって、バーナードにペイカットを受け入れるよう求めたという。チームはまた、彼のトレードも視野に入れていた。
ベンガルズでの8シーズンでバーナードは921回のキャリーを達成し、3,697ヤードと22回のタッチダウンを記録した。身長175cmのダイナマイトパスキャッチャーはさらに、342回のレシーブで2,867ヤードと11回のタッチダウンを獲得している。
ベンガルズは彼を切ることで、サラリーキャップの中で410万ドル(約4億5,000万円)を節約することができる。
パッシングゲームでの能力とランナーとしての信頼性を持つバーナードならば、新天地を見つけるのにそう苦労はしないだろう。サードダウンのバックを探すクラブにとって、まだ十分に力を残した29歳のバーナードはお買い得品として映るかもしれない。彼はまた、NFL屈指のパスプロテクターでもある。それは多くのチームがバックアップRBに切望する特徴だ。
バーナードをカットしたベンガルズはRBのデプスを新たに構築しなければいけない。ジョー・ミクソンは今もゲームブレーク能力を持つ一流のRBであり、昨シーズン、コーチ陣に印象を残したサマジェ・ペリーンがデプスチャートで上昇するはずだ。ベンガルズに必要なのはパスキャッチができるバックだ。彼らはそれをドラフトで求めることになるかもしれない。
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