WRミラーのトレードを追求するベアーズ
2021年04月08日(木) 08:58![](https://nfljapan.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2019/12/06213928/AP_19340116802799_09.jpg)
シカゴ・ベアーズはワイドレシーバー(WR)アンソニー・ミラーのトレードトークを進め続けている。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが状況を知る人物の話を元に現地7日(水)に報じたところによれば、ベアーズはミラーのトレードについていくつかのチームと話し合っているという。
元2巡目指名選手であるミラーは新人契約の最終年に入っている。
スピードのあるミラーは3シーズンでプレーしてきた47試合においてキャッチ134回、1,564ヤード、タッチダウン11回を記録した。
ベアーズには選手たちとの契約をサラリーキャップ以内に収める必要があり、先月には新リーグイヤーが始まる前にミラーをトレードするのではないかとうわさされていた。他の動きによってサラリーキャップを下回ったものの、ミラーは今もトレード対象となっている。
優れた運動能力が持ち味のミラーはプレーメーカーとしての能力を見せてきた。しかしながら、安定性が常に欠けており、週ごとにすべてをまとめあげる力がない。昨シーズンに60ヤードを超えた試合は2試合しかなく、30レシービングヤードを下回った試合はプレーオフを含めて12試合ある。第2週の記録は0ヤードだった。
また、プレーオフでニューオーリンズ・セインツに敗れた試合では相手セーフティ(S)のチョーンシー・ガードナー・ジョンソンをパンチして退場させられている。
獲得するチームにとっては、2020年にスナップ489回をスロットで過ごした(プレータイムの86%)ミラーは、才能を解き放つためにより良いクオーターバック(QB)の状況を必要としている興味深い追加戦力としてとらえられるかもしれない。
粘り強くミラーのトレードに取り組んでいる様子からは、ベアーズがミラーとの別れを前提にしていることは明らかだ。トレードが実現しなかった場合、4年目のミラーはカット候補になるだろう。
【A】