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テキサンズQBワトソンの弁護士が原告の氏名特定を要求

2021年04月09日(金) 09:59

ヒューストン・テキサンズのデショーン・ワトソン【AP Photo/Charles Rex Arbogast】

ヒューストン・テキサンズのクオーターバック(QB)デショーン・ワトソンの弁護士が現地8日(木)に特別免除を申請し、テキサス州ハリス郡地方裁判所に原告の一人に名前を含めた形で再び訴えさせるよう求めた。

ワトソンの弁護士であるラスティ・ハーディンによる申請ではさらに、「ミズ・ドウに2営業日以内に再告訴するよう命じ、彼女がそうしなかった場合、彼女のすべての訴えを無効とし、あらゆる主張を棄却」するよう求められている。

これまで22名の女性がマッサージ中の性的暴行や不品行などでワトソンに対する民事訴訟を起こしている。すべての訴訟で原告の名は名称を伏せる表現である“ジェーン・ドウ”とされている。

ハーディンはワトソンが“適切に自身を弁護”できるよう、裁判所に“法で要求されているように原告が自身を特定するよう命じる”ことを要求。また、“テキサス州法はミズ・ドウが仮名で民事訴訟を申し立てることを許可していない”とも述べている。

火曜日には2人の女性が初めて公の場で発言し、ワトソンとの間にあったことを詳述した。最初に訴えを起こした女性であるアシュリー・ソリスさんは記者会見の中で、2020年3月にワトソンにマッサージを施術しようとした際に暴行を受け、精神的外傷を負ったと話している。

水曜日には『Nike(ナイキ)』がワトソンへの支援を中断したことを発表した。

NFLはワトソンに対する申し立てについて調査を行っている。

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