「1,000ヤードとタッチダウン10回」の準備はできているとチーフスWRロビンソン
2021年04月09日(金) 14:23ワイドレシーバー(WR)デマーカス・ロビンソンはNFLキャリアの多くの部分を、カンザスシティ・チーフスのWRルームでロールプレイヤーとして過ごしてきた。26歳のロビンソンは2021年に自らの役割を拡大する準備ができている。
『NFL Network(NFLネットワーク)』の“Good Morning Football(グッド・モーニング・フットボール)”に出演したロビンソンは、サミー・ワトキンスが去った今季はより目立つ役割を担うことになるとの考えを語った。
「これまではタッチダウン4回とか5回、500ヤードって感じだった。今はそれが少し上向くと思う。そのチャンスを楽しみにしている。彼らが俺にチャンスをくれることだけじゃなく、そこへ出て行ってチャンスをつかむことをな。1年で1,000ヤードを超え、タッチダウン10回以上を決められる男だって示すのさ。俺にはその準備ができている。彼らは俺のために何かを準備していると話していた。それを見せる準備はできている」
ロビンソンはこのオフシーズンにチーフスともう1年の契約を結んだ。WRルームには他にタイリーク・ヒルやメコール・ハードマン、バイロン・プリングルらがいる。
元4巡目指名選手であるロビンソンはデトロイト・ライオンズからもオファーがあったと明かした。ライオンズはケニー・ゴラデイやマービン・ジョーンズをフリーエージェンシー(FA)で失っている。しかし、ロビンソンはクオーターバック(QB)パトリック・マホームズがさらに好成績を残す可能性を見てチーフス帰還を選んだ。
「俺はチーフスを選んだ。俺の家族であり、考え方であり、みんなと話しているだけで、自分に一番合っているものが分かるんだ。俺にはもう一つのチームがあった。デトロイトだ。そこも俺のことを考えていた。そのとき、俺をもっと望んでいたのがチーフスだった」とロビンソンを言う。
ちなみに、ライオンズがロビンソンに関心を持っていたということは、新ジェネラルマネジャー(GM)のブラッド・ホルムズがこのオフシーズンにWR陣にスピードを加えることに重点を置いていたことを示している。
チーフスはオフシーズンを通してワイドアウトを求めており、ロビンソンとの再契約前にはジュジュ・スミス・シュスター獲得にも動いていた。今月末に控えるドラフトの上位でチーフスがワイドアウトを指名することがなければ、ロビンソンはよく知るオフェンス陣の中でキャリアベストイヤーを迎えるチャンスを手にするだろう。
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