フリーセーフティ（FS）のカール・ジョセフが再びシルバーとブラックのユニホームを着ることになった。

ラスベガス・レイダースが無制限フリーエージェントとなったジョセフとサインを交わしたと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが報告している。チーム側も契約が事実だと認めた。

知らせが届いたのは、現地8日（木）にジョセフがチームを訪れたとラポポートが伝えたのに続いてのことだ。両サイドにとってこの訪問がうまくいったのは明らかであり、ジョセフは2016年にドラフト指名されたチームに復帰することになる。

昨シーズンをクリーブランド・ブラウンズで過ごした27歳のジョセフは14試合（先発8試合）に出場し、自身のキャリアで2番目に多いタックル（64回）を記録した。さらに、インターセプト1回、パスディフェンス4回とキャリアハイとなるファンブルリカバー2回を挙げた。5年目のベテランがブラウンズで最大のインパクトを与えたのはプレーオフでのことで、ワイルドカードでファンブルリカバーからのタッチダウンを決め、ディビジョナルラウンドではカンザスシティ・チーフスに敗れはしたものの、レッドゾーンでインターセプトを成功させた。

2016年にレイダースから1巡目（全体14位）で指名を受けたジョセフのキャリアは、1年目にタックル76回、インターセプト1回、キャリア最多のパスディフェンス6回と強制ファンブル1回の成績でスタートし、“Pro Football Writers of America（プロフットボール・ライターズ・オブ・アメリカ）”のオールルーキーチームに選ばれた。レイダースではずっと先発を務めていたが、間の悪いけがによって2019年シーズン後に契約終了となっていた。

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