手術後の順調な回復を診断されたバージニア工科大学CBファーリー
2021年04月13日(火) 13:25バージニア工科大学のコーナーバック(CB)であるケイレブ・ファーリーは先週にインディアナポリスでメディカルチェックを受け、ドラフトの1巡目指名候補として前向きな結果を得られたようだ。
ピーター・キングのコラム『Football Morning In America(フットボール・モーニング・イン・アメリカ)』の中でファーリーは、医師の診断によると3月中旬に受けた背中の手術からの回復は順調だと話した。
ファーリーは「NFLの医師たちからはポジティブなフィードバックをたくさんもらった」とキングに述べている。「今シーズンには間に合い、これは絶対に慢性的なものではないと言ってくれた」
2020年シーズンをオプトアウトしたファーリーは、今年のドラフトでトップCBの一人と目されている。マンカバレッジの戦略で力を発揮することが期待されており、持ち前の卓越したボールスキルや体格とフットワークの良さによって大学からNFLレベルへの転換もスムーズだろう。『NFL Network(NFLネットワーク)』のドラフトアナリスト、ダニエル・ジェレマイアの2021年ドラフトランキングでは17位につけている。
ファーリーは椎間板ヘルニアの損傷部分を除去するため、比較的負担の軽い手術を3月23日に受けた。回復に4カ月かかるとしても、7月下旬に始まるトレーニングキャンプではフィールドに立てる見込みだ。このオフシーズン中にチームが集まって行うワークアウトを巡り、NFLとNFL選手会(NFLPA)の交渉が今後どう展開するかにもよるが、ファーリーはそう多くの機会を逃さずに済むかもしれない。
ドラフト初日に名前が呼ばれる可能性の高いファーリーにとって、インディアナポリスの医師たちが認めた回復スケジュールは最高の知らせと言えよう。
予定通り進めばキャンプとシーズン開幕を万全のコンディションで迎えられるだろう。
「この世代一番のCBになるつもりだ。パッドをつけるのが待ち遠しい」とファーリーは意気込みを見せている。
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