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NFLスタジアムと施設で200万回の新型コロナウイルスワクチン投与を完了

2021年04月14日(水) 22:54


アリゾナ・カーディナルスの本拠地ステートファーム・スタジアム【NFL】

新型コロナウイルス(COVID-19)との戦いの中で、そのゲートとドアを開放したNFLスタジアムと施設がまた新たなマイルストーンを打ち立てた。

アメリカ国内に広がるNFLサイトにおいて、200万回以上のワクチンが投与されたと現地14日(水)、リーグが発表した。

「この建物とこの駐車場は、文字通り、人々が涙とともに2回目のワクチン投与を受ける場所となった」とアリゾナ・カーディナルスのオーナー、マイケル・ビッドウィルはステートファーム・スタジアムで述べた。「これは驚くべき連携の結果だ。われわれはそのごく一部に過ぎない」

ビッドウィルが証言するように、NFLチームの各ホームサイトは2月からワクチン接種会場の一部として稼働を始め、拡大を続けてきた。

COVID-19との戦いを続けながら、そうした努力は常態への復旧に向けて役立っている。

「一歩ずつ進み、1つずつ勇気ある行動を取ることによって、われわれはここまで来た」とナッシュビルのジョン・クーパー市長は述べた。「秋には全ゲームを満員の状態で開催できると予想している」

ジョー・バイデン大統領に宛てた2月の書簡で、NFLコミッショナーのロジャー・グッデルは連邦政府に対し、30あるリーグのスタジアムをワクチン接種会場として提供することを申し出た。

「ゲームデーにファンを楽しませる時だけでなく、われわれはこのコミュニティーへの奉仕にコミットしたいのだ」とテネシー・タイタンズのアドルフォ・バーチ上級副社長は述べた。彼らのニッサン・スタジアムは3月から接種会場として稼働している。

今はNFLのオフシーズンだが、この日はCOVID-19との戦いを続けるリーグとファンにとって、また1つの統計的マイルポストとなった。

「NFLは国中のコミュニティーで確実にワクチンが広く接種できるようにするため、役割を果たそうと努めてきました。本日、NFLは200万回のCOVID-19ワクチンがNFLクラブのスタジアムと施設で投与されたことを誇りを持って発表します」

【M】