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勝利をもって契約延長を目指すブラウンズQBメイフィールド

2021年04月27日(火) 12:37

クリーブランド・ブラウンズのベイカー・メイフィールド【AP Photo/Don Wright】

クオーターバック(QB)ベイカー・メイフィールドは急上昇中のスターだ。その勢いはUFOをけん引するほどではないかもしれないが、クリーブランド・ブラウンズに5年目オプションを売り込むには十分だろう。

その5年目に至る前に、メイフィールドはNFLで最初の4年をやり遂げなければならない。2020年にブラウンズをレギュラーシーズン11勝と1994年以来のポストシーズンに導いたメイフィールドは、将来のためには勝利が何よりも重要だと学んでいる。

「試合に勝てば、すべてがあるべきようになる」とメイフィールドは現地26日(月)に報道陣にコメントした。

「それが俺の考えだし、本当にそう信じている」

メイフィールド率いるブラウンズは2020年にまさにそれを遂げている。メイフィールドの3年目が始まる前には最終的にファンベースを落胆させるのではないかとの見方があったものの、1年を通じてチームの正当性を築き上げた。メイフィールドの残した数字自体は驚くほどではなかったかもしれないが、その努力はまさにブラウンズが戦い、プレーオフで逆転勝利して、ディフェンディングチャンピオンのカンザスシティ・チーフスに迫るために必要だったものだ。

このプレーオフに駒を進めていたメイフィールドと同じ2018年組のQBとしては、バッファロー・ビルズのジョシュ・アレンとボルティモア・レイブンズのラマー・ジャクソンがいる。彼らはそれぞれ、近いうちに延長契約を獲得すると見られている。一方のメイフィールドに待ち受けている道はそれほど確実には見えないが、メイフィールド自身が言うように、昨シーズンの活躍を再現することができれば今から1年後にはチームと新契約について話し合うことになりそうだ。

先週にはブラウンズが5年目オプションを有効にしており、2022年シーズンに向けて両者にとって確実な状況を作り出している。

メイフィールドは自身と比較したアレンやジャクソンの状況について「彼らの成功を祈っているよ。何があろうと、なるようになるさ」と話した。

「だけど、今のところそれは俺がどうこうできることじゃない。5年目オプションが成立したばかりだし、俺の長期的な契約についてはちょっと後回しって感じだと思う。それについては心配していない。俺はそこに出て行って勝ちたいし、何もかも理由があって起こるんだと思っている。だから、どうなるか見てみよう」

では、直近の未来ではなく、銀河系の本質に対するメイフィールドの考えはどうだろう。メイフィールドは3月に、夜遅くに妻と一緒にテキサスでドライブしている際にUFOを見たとの考えを『Twitter(ツイッター)』で明かしている。それについて月曜日に問われたメイフィールドはこう答えた。

「俺はUFOとサスカッチ(UMAの一種)を本気で信じている。本当に存在するんだ。俺は見た。海軍がやっとまた数枚の写真を認めてうれしいよ。今は誰も俺をクレイジーだなんて思わない。俺は信じている」

「ディナーをとって家に向かっていたんだ。何の日だったかは分からないけれど、家に向かって車に乗っていて、音楽をかけていた。その中のことだった。彼女は助手席でスマートフォンを見ていた。夜だから、電話の周りはみんな暗かったんだけど、あの光は彼女が気づくくらい明るかった。俺たちは顔を見合わせた。あれ見た? うん、って。同じ場所にいた他の人たちも認めている」

メイフィールドが見たものは隕石(もしくは流れ星)だったのかもしれない。それらは空をさまざまな角度で横切り、地球の上層の大気で加熱されて明るく光る。もしくは、UFOだったのかもしれない。今のところそれははっきりとは分からないが、それとは対照的に、ブラウンズは彼らのQBが少なくとも2シーズンはチームに残ると分かっている。

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