自分をトレードしたラムズに「バカにされた」といまだ憤るCBピータース
2021年05月05日(水) 22:42マーカス・ピータースは彼の元チームとの対戦が待ち切れないという。
カンザスシティ・チーフス? いいや、違う。ロサンゼルス・ラムズだ。2019年に彼をボルティモア・レイブンズに送り、その数時間後に同じコーナーバック(CB)のジャレン・ラムジーと契約したチームだ。そのシーズン中、ピータースはラムズに大勝した試合の後でラムジーと口論を始め、警備員が抑えなければならないほど彼を激高させた。
それから1年以上経過したが、ピータースのラムズへの憎しみは今も燃えたぎっている。
「あんな連中、(規制音)だ」と彼は現地4日(火)、アキブ・タレブのポッドキャスト『Catchin’ Fades(キャッチン・フェーズ)』内のクリップで述べた。「バカにされてると思った。そりゃ、トレードするのは勝手さ。そいつはビジネスの一部だ。けど、その2分後に俺と大して変わらない同じポジションのヤツを入れるのは違うだろ。力比べがしたいんだったらいいぜ。俺の方がちょっと上だ。とにかくあれは俺をなめ腐った行為だった」
明らかに、彼はその激情に突き動かされ、自分をボルティモアに送ったことが間違いだったとラムズに証明するつもりだ。彼は今やレイブンズのディフェンスに必要なピースとなっている。「俺はそう感じたし、今もそう感じている」と彼は言う。
2019年はラムズにとって落胆のシーズンだった。前年にスーパーボウル出場を果たしたチームが、あっという間に集団に飲み込まれてしまった。一方のレイブンズは上昇気流に乗り、14勝2敗でディビジョナルラウンドに進んだが、そこでテネシー・タイタンズに敗れている。
ピータースにとって、結果的にトレードは良かった。しかし、チームに自分よりラムジーが上だと思われた屈辱を彼は忘れていない。
2021年にレイブンズとラムズが激突する時、彼はもう一度彼らの間違いを証明するチャンスを得る。それがいつになるのかは、5月12日(水)のスケジュール発表日に明らかになる。
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