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ベアーズHCナギーが濃厚接触者に、ルーキーミニキャンプはバーチャルで参加

2021年05月14日(金) 10:25


シカゴ・ベアーズのマット・ナギーHC【AP Photo/Wade Payne】

シカゴ・ベアーズのヘッドコーチ(HC)であるマット・ナギーが、クオーターバック(QB)ジャスティン・フィールズをはじめとする2021年の新人たちと初めて直接的にかかわるチャンスを逃すことになった。ナギーHCは今週末に予定されているルーキーミニキャンプの現場を訪れない。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に報じたところによれば、ナギーは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で陽性だった家族のハイリスクの濃厚接触者となり、ミニキャンプのオンフィールドアクティビティにはバーチャルな形でかかわるという。また、すべてのバーチャルミーテイングの指揮を執るとのことだ。

ナギーHCはワクチン接種を開始していたものの、すべての段階を完了したわけではなかったとラポポートはつけ加えた。

ベアーズのHCとして4年目を迎えるナギーは、これまでに28勝20敗(負け越しのシーズンはなし)とプレーオフ2試合という成績を残している。

ナギーHC時代の最初の3年はクオーターバック(QB)のプレーの効率が上がらずに攻撃陣の力が限られていたベアーズ攻撃陣は、ドラフト当日にトレードアップしてフィールズを指名した。フィールズはオハイオ州立大学で見事なプレーを見せながらもトップ10から外れており、ベアーズが全体11位で獲得している。フィールズの加入によって、ナギーHCのスキームがついに威力を発揮することに期待が持たれる。

当然、新人たちとできる限り多くの時間を直接対面して過ごすことを望んでいたはずのナギーにとって、ルーキーキャンプの場に同席できないのは落胆させられることだっただろう。しかしながら、それがまだプレーブックに飛び込んだばかりのフィールズの成長を妨げることはない。ベアーズの攻撃コーディネーター(OC)であるビル・レイザーとQBコーチのジョン・デフィリッポが、豊かな経験を持ってフィールズの進歩を促すだろう。

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