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内部でファルコンズWRフリオ・ジョーンズの獲得を議論するペイトリオッツ

2021年05月23日(日) 04:06

アトランタ・ファルコンズのフリオ・ジョーンズ【AP Photo/Bruce Kluckhohn】

ここしばらく、アトランタ・ファルコンズはフリオ・ジョーンズに関するトレードのオファーに耳を傾けている。何度もプロボウルに選ばれているワイドレシーバー(WR)に関心を示した中には、ニューイングランド・ペイトリオッツの名前もあった。

彼らはジョーンズについて内部で議論を行っていたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイケル・ジラルディは伝えている。

6月2日(水)が近づくにつれて、そうした議論は激化していくかもしれない。アトランタは32歳のジョーンズをトレード、あるいはリリースすることによって、キャップ内で1,500万ドル(約16億3,000万円)以上を節約できる。望ましいのは明らかに前者の方だ。ジョーンズならば相応の見返りが期待できる。

実のところ、彼は今でもエリート級の生産性を見せている。昨年はハムストリングのけがのために9試合の出場に終わったが、それまでは5シーズン連続でオールプロのファーストチームかセカンドチームに選ばれた。長引くけがを抱えてはいるものの、それでも彼は2020年に1試合平均85.7ヤードを記録した(キャリア通算の試合平均が95.5ヤードというのはNFLでトップだ)。これまで比較的頑丈だったジョーンズは2014年から2019年までの間にシーズン平均1564.66ヤードを獲得している。

これだけの生産力があれば、どこでも通用する。ジョーンズがペイトリオッツのデプスチャートに加われば、彼らは頼れるターゲットを手に入れるだけでなく、グループ全体がリーグ内でも上位のユニットに押し上げられるだろう。彼らはオフシーズン中にすでにWRのネルソン・アグホローとケンドリック・ボーン、タイトエンド(TE)のジョンヌ・スミスとハンター・ヘンリーを追加してレシーブ陣を強化した。

NFLネットワークのスティーブ・ワイチは今週初め、キャップにとらわれているファルコンズが今もジョーンズの処遇を考えていると報じた。しかし、彼を手に入れるためには2021年の保証額が1,530万ドル(約16億7,000万円)であること、さらにはドラフト指名権もつけなければならないであろうことを考えると、取引をためらうチームもいるはずだ。

これからの2週間で、複数のチームが――少なくとも内部での――交渉を開始することになるだろう。

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