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パンサーズの練習法についてのコメントは文脈から切り離されていたとQBブリッジウォーター

2021年05月26日(水) 12:05


カロライナ・パンサーズのテディ・ブリッジウォーター【AP Photo/Gerry Broome】

アップダウンのあるシーズンをカロライナで送ったテディ・ブリッジウォーターは、デンバーで新たなページを開こうとしている。

ジャーニーマンのクオーターバック(QB)であるブリッジウォーターは現地25日(月)にデンバー・ブロンコスのOTA(チーム合同練習)に参加していた。サム・ダーノルドをセンターの後ろに据えることを決めたパンサーズが、2020年の先発を務めたブリッジウォーターを6巡目指名権と引き換えにマイルハイシティにトレードしてから、まだ1カ月も経っていない。

白馬が描かれたヘルメットをつけて最初の練習を行ったブリッジウォーターだが、報道陣を前にするとカロライナについての質問から逃れることはできなかった。先日、ブリッジウォーターはパンサーズの練習法について批判的な意見を表明している。

ブリッジウォーターは元所属チームやコーチングスタッフについて、自分の感情をこう明かした。

「俺はデンバーにいる。去年のことを話すためにここにいるんじゃない。新しいシーズンなんだ。2週間前、俺は自分が言ったことを言った。もちろん、それは前後とのつながりから切り離され、ジョー・ブレイディ(パンサーズOC)について俺が悪いことを言っているような感じになっていた。ジョーは友人だ。彼は南フロリダ出身で、俺は彼を応援している。俺はデンバーにいるから、去年のことは話す必要はない。新しいチームとの新しい年だ。俺たちには新しい目標がある。だから、一緒になって、自分にできる限り最高のデンバー・ブロンコスの一員になることを楽しみにしている」

2週間前にポッドキャストの『All Things Covered(オール・シングス・カバード)』に出演したブリッジウォーターは、パンサーズとそのコーチングスタッフが2020年に2ミニットやレッドゾーンでのオフェンスについて十分な練習をしなかったとし、来るシーズンにはその部分でアプローチの変更が必要だと話していた。

パンサーズの練習法はもう、ブリッジウォーターが関知するところではない。2021年にブリッジウォーターはデンバーで新たなアプローチをもってシーズンに挑まなくてはならないのだ。3年目のドリュー・ロックとの競争の中にあって、ブリッジウォーターが考えているのはこれからのタスクのことであり、過去の練習のことではない。

「率直に言って、どうしようもないね。俺はデンバーにいるし、ここで自分が手にしたチャンスに興奮している」とブリッジウォーターは言う。

「俺はあのロッカールームにいた人たちに尊敬の気持ちしかない。ジョー・ブレイディや、彼らの何人かに対して。俺はデンバーにいることに興奮しているし、デンバーで自分を待っていることにワクワクしている」

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