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LBジェイロン・スミスがナンバー変更、カウボーイズにトニー・ロモの9番が復活

2021年05月26日(水) 13:39


ダラス・カウボーイズのジェイロン・スミス【James D. Smith via AP】

何年もの間、ジェイロン・スミスとトニー・ロモは違うチームで同じナンバーを身に着けてきた。ベテランラインバッカー(LB)のスミスは、ダラス・カウボーイズにとって大きな意味を持つナンバーを背負うことになった。

スミスが54から9にスイッチする。9番はノートルダム大学と高校時代にスミスが使っていたナンバーであると同時に、ロモがダラスで身にまとっていた数字でもある。クオーターバック(QB)ロモが2017年に引退して以来、カウボーイズでこの数字を使った選手はいなかった。

4度のプロボウラーであるロモはNFLで過ごした14シーズンを通じて9を使っていた。

『Dallas Morning News(ダラス・モーニング・ニュース)』によれば、現地25日(火)のOTA(チーム合同練習)セッション後に記者対応したスミスは「9のレガシーを続けていけるなんて本当にありがたいし、名誉なことだ」と語ったという。

ロモとスミスは2016 年にチームメイトだったことがあるが、どちらも負傷によってほとんどプレーできなかった。

ドラフト2巡目でカウボーイズから指名を受けたスミスは、9の倍数である54を選択。カウボーイズには正式な永久欠番がないが、いくつかの数字は殿堂入り選手たちが使用した後に眠りについている。トロイ・エイクマンの8や、ロジャー・ストーバックの12、エミット・スミスの22などがそれにあたる。

また、カウボーイズはセーフティ(S)ドノバン・ウィルソンが37から大学時代のナンバーである6に変更することも発表している。

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