1月、トム・ブレイディとアーロン・ロジャースはフットボールの大舞台で対決した。

6月、2人が再び相まみえる。

現地6月6日に行われるゴルフ対決『The Match（ザ・マッチ）』の第4弾で、ブレイディと全米プロゴルフ選手権ウイナーのフィル・ミケルソンが、ロジャース＆全米オープン覇者のブライソン・デシャンボー組と対戦することが現地26日（水）に発表された。前回はミケルソンがNBAの殿堂選手であるチャールズ・バークレーとペアになり、ペイトン・マニングおよびNBAスーパースターのステファン・カリーを下している。

ブレイディは以前にもこのイベントに参加したことがあった。1年前にミケルソンとのコンビでマニング＆タイガー・ウッズ組と対戦している。一方のロジャースはモンタナ州ビッグスカイのムーンライトベイジンを舞台とする今回のイベントが初参加だ。

2020年NFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）チャンピオンシップ戦で対峙するまで、ブレイディとロジャースが対戦することはまれだった。この試合ではブレイディとタンパベイ・バッカニアーズがきん差で勝利をつかんでいる。この試合の中でも最も記憶に残るシーンの一つが、グリーンベイ・パッカーズが1得点差で敵陣の深くまで攻めている状況でフィールドゴールを選んだ場面だろう。しばらくの間、人々の話題として取り上げられていたこのシーンは、今でもインターネット上でよく使われており、ブレイディも『Twitter（ツイッター）』上のコメントでこれに触れている。

Two old guys against the young bucks @PhilMickelson. @b_dechambeau better get used to laying up because we know @AaronRodgers12 isn’t going for it 🤣 https://t.co/f1DQsFn41U

— Tom Brady (@TomBrady) May 26, 2021

「2人の年よりが若者たちと対戦。デシャンボーは安全策に慣れておいた方がいい。ロジャースはやらないだろうって分かっているからね」

ブレイディは過去にザ・マッチを制しているため、無敗の状態で6月の試合を迎えることになる。ロジャースがブレイディを相手に雪辱を果たすには2021年のNFLシーズンまで待たなくてはならないが、初夏のモンタナでは少し別の形で借りを返すことができるかもしれない。

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