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チーフスQBマホームズは手術から順調に回復、「試合があれば今日にでもプレーできた」

2021年06月04日(金) 10:20


カンザスシティ・チーフスのパトリック・マホームズ【AP Photo/Gregory Bull】

カンザスシティ・チーフスのクオーターバック(QB)パトリック・マホームズはオフシーズンに受けたつま先の手術のリハビリにおいてスケジュールを前倒しにしている。

その順調な進み具合は、シーズンが今日開幕するならフィールドにも立てると言うほどだ。

「試合があったなら、プレーできたと思うよ」とマホームズはチームの公式ウェブサイトで語った。

「予定よりも少し早くそこまでいって、いくらかの作業ができるのはいいことだ」

マホームズはまだリハビリの作業が必要だとしつつも、進み具合には満足しているという。

スターQBのマホームズはチーフスがスーパーボウルに向けてプレーオフを戦っている際に妨げとなっていたターフトゥを治療するために手術を受けた。先月には保護用のウォーキングブーツを脱いでおり、今は練習場でチームメイトに合流している。

木曜日のセッションを取材した報道陣によれば、マホームズはOTA(チーム合同練習)でほとんどのルーティンワークをこなしたという。マホームズは以前までと変わらない様子で、ディープショットを含む印象的なトスを何度か見せている。

昨年にOTAができなかったことを振り返り、マホームズは木曜日にチームメイトたちと一緒にフィールドにいられたメリットは、プレーやフォーメーションをはじめ、いくつかの面でトレーニングキャンプではできない可能性があるものを試すことができる点だと話した。

「一番大きいのは、少し実験できるところ。トレーニングキャンプになればいろいろなチームやさまざまなディフェンスとか、そういうものに向けて準備しなければならないから、自分やその周りのことを調整しなければならない。(OTA)は自主参加で、実験しつつハードにやりすぎないようにして、皆がまとまって一つになり、チームの一部として組み込まれるためにいい仕事ができる」とマホームズは言う。

トレーニングキャンプ開始まで数週間、2021年シーズンの開幕まであと数カ月となっている。6月3日の段階でプレーできるという感覚を抱いていることは、シーズンが始まったときにマホームズがけがに妨げられないことを示す良い兆候だ。

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