ジャガーズがオールプロのリターンスペシャリスト、ファロー・クーパーと契約
2021年06月04日(金) 15:28元オールプロかつプロボウラーの、才能ある選手がジャクソンビルへ向かう。
ロサンゼルス・ラムズのリターンスペシャリストとしてこれらの評価を受けたワイドレシーバー(WR)ファロー・クーパーがジャクソンビル・ジャガーズと契約すると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地3日(木)に報じた。チームも後にこの動きを発表している。
26歳のクーパーは2020年シーズンをカロライナ・パンサーズで過ごし、主にスペシャルチームの仕事を担ってきた。記録はキャリア最低のキャッチ5回、73ヤードにとどまりながらも、キックオフリターン18回で430ヤード、パントリターン20回で117ヤードをマークしている。
2016年のドラフト4巡目で指名されたクーパーは2シーズン目にして早くも頭角を現す。主要なリターンマンとして戦った最初の試合で、クーパーは103ヤードのキックリターンによって初めてのタッチダウンを決めた。皮肉にも、この時の試合相手がジャガーズだった。クーパーはこの試合によってNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)の週間最優秀スペシャルチーム選手賞を受けている。
このシーズンはキックオフリターン34回で932ヤード、パントリターン32回で399ヤード、キャッチ11回で84ヤードを記録。プロボウルの先発選手に指名され、オールプロのファーストチームにも選ばれた。
2018年の第1週に足首を負傷したことによって5試合の出場にとどまったクーパーは12月にリリースされている。その後はシンシナティ・ベンガルズとアリゾナ・カーディナルスを経てパンサーズに加わっていた。
また、ジャガーズはWRテリー・ゴッドウィンをIRリストに置いている。
【A】