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スティーラーズの解説者として活躍、トーンチ・イルキンがALS治療専念のため引退を表明
2021年06月04日(金) 20:50長年、ピッツバーグ・スティーラーズのラジオアナリストとして活躍してきたトーンチ・イルキンがALSの闘病に専念するために引退することになったと『Associated Press(AP通信)』が伝えている。
1980年から1993年までの14年間、スティーラーズのオフェンシブラインでプレーし、過去23年にわたって同チームの動向を伝えてきたイルキンが現地3日(木)に引退を表明。
63歳のイルキンは現役時代に2度のプロボウル出場を果たしたオフェンシブラインマンだ。昨年秋にALSの診断を受けたことを明かしていたが、2020年シーズンを通して活動を継続した。ALS、筋萎縮性側索硬化症はルー・ゲーリック病としても知られている。
イルキンは声明の中で「今は自分の治療とこの病気と闘うために時間を使いたいと思っています。応援し続け、祈り続けてくれたスティーラーズのアート・ルーニー二世社長、スティーラーズの組織、そしてファンの皆さんに心から感謝申し上げます」と述べた。
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