勝者には戦利品が与えられる。

スーパーボウルチャンピオンであるタンパベイ・バッカニアーズのヘッドコーチ（HC）であるブルース・エリアンスと、同じくバッカニアーズのジェネラルマネジャー（GM）を務めるジェイソン・リヒトが契約を改めた。エリアンスとバッカニアーズは報酬額の上昇を含む契約改訂に合意し、リヒトはタンパベイに複数年とどまる新契約を受け取っている。『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが報じた。

エリアンスは5月に2度目の引退には興味がないと語っており、今回の改訂で契約年が増えたわけではないものの、バッカニアーズ2年目にして最高の舞台で勝利を飾ったのを受けて多くの報酬を手にすることになった。2019年に最初の引退生活を切り上げて当時は取り立てて強豪ではなかったバッカニアーズに加わり、トム・ブレイディという一生もののギフトを手にする幸運に恵まれたエリアンスHCにとって、受け取るにふさわしい報酬だ。伝説的なクオーターバック（QB）の到来が、エリアンスHCがバッカニアーズをスーパーボウルコンテンダーへと生まれ変わらせる上で役立った。

リヒトもブレイディを獲得するという決断によって大いに恩恵を受けた一方、ブレイディをタンパに引き寄せるだけの才能を集める上で中心的な役割を果たしている。その優秀な選手たちがブレイディからパスを受け、チームはタイトルへの道を歩んでいった。バッカニアーズの水上優勝パレードで自らの労働の成果を満喫したリヒトが、ロンバルディトロフィーと共に自らの地位の安定性も手に入れている。

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