WRアダムスをはじめとするパッカーズレシーバー陣がミニキャンプに参加
2021年06月08日(火) 09:42オフシーズンに攻撃陣のメンバーの不在が見られたグリーンベイ・パッカーズだが、今週にはそれが1名にまで絞られそうだ。
もちろん残る1名(アーロン・ロジャース)の存在感はとてつもなく大きいながらも、OTA(チーム合同練習)に参加していなかったパッカーズのトップレシーバーたちが間もなく戻ってくる。デイバント・アダムスをはじめとするレシーバーたちが参加必須のミニキャンプに戻ってくると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地7日(月)に伝えた。一部はすでに戻っており、その他のメンバーも今週中に合流する見込みだ。
ロジャースをめぐる状況に不安を抱いているパッカーズファンたちにとっては朗報だ。これまで、問題はフロントオフィスとの間に発生しており、コーチたちに不満はないと話していたロジャースだが、本人とチームにとって重要であるセッションにロジャースが欠席し続けることで、2021年のパッカーズに希望を抱く人々の不安は深まるばかりだった。
レシーバーたちのキャンプ合流は明るい要素だったものの、ロジャースとパッカーズの関係については決着に近づく気配がない。チームメイトたちはロジャースの後継者候補と練習せざるを得ないが、彼らにもまた、自分たちの生活を守る必要がある。
すでに深くなっている溝を埋めるべくパッカーズが何らかの措置を取らないかぎり、ロジャースは参加義務のあるミニキャンプを欠席することによる罰金をすぐに受けることになる。たとえロジャースがフットボールでその2本の腕を使っていなくても、時計の針は絶えず動き続けるのだ。
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