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先発QB争いの判断はまだ早いとブロンコスHCファンジオ

2021年06月09日(水) 14:36

デンバー・ブロンコスのテディ・ブリッジウォーター【AP Photo/Jack Dempsey】

このオフシーズで初めての11対11のドリルがスタートし、ドリュー・ロックとテディ・ブリッジウォーターによるデンバー・ブロンコスのクオーターバック(QB)争いが激しさを増している。

練習場を訪れていた報道陣によれば、ロックは2度のインターセプトを喫し、練習が進んでいくにつれ3度目をくらいかけ、より多くのチェックダウンを行っていたという。一方のブリッジウォーターは正確性を見せ、2年目のワイドアウトであるジェリー・ジューディとすでに確かな信頼関係を結んでいるように見えたようだ。

複数のレポーターがロックは練習で2番手のQBだったという考えを示している。ヘッドコーチ(HC)ビック・ファンジオは11対11のドリルが終わった後、ロックが後悔しているかと尋ねられた際に、大まかなコメントであれしようとしなかった。

「あちらだ、もしくはこちらだといった結論を下すのはあまりに早すぎる。どんなに小さな決断であれね」とファンジオはチームの公式サイトで話している。

「マイク(シュラQBコーチ)とパット(シューマーOC)が彼と一緒にそのことについて取り組んでいる。このことについては、今のところ懸念していない」

ロックはファンジオが言うところの“1本の指の軽い水ぶくれ”を抱えており、それが正確性に影響を与えた可能性がある。

ファンジオはこのポジションにおけるチームの評価の一部分は、それぞれの選手がこのプロセスにどう対処するかにあるとコメントした。

「間違いない。それもすべてこの一部に含まれている。彼らにプレッシャーをかけたくはない。コーチとして望ましくない2人の選手とは、コーチが言うことをまったくやらない選手と、コーチが言うことしかやらない選手だ。進んでいくことと、教えらえる以上のことを理解することの間には微妙な違いがある。常にその折り合うところを見つけなければならない」

プロセスは始まったばかりだが、現状としては先発争いでロックがブリッジウォーターを追う状況に見える。今週にさらに3日間のOTA(チーム合同練習)が行われた後、来週から3週間で行われる参加必須のミニキャンプ始まる。7月にトレーニングキャンプが始まるまでに、3年目のQBが追いつくための時間はまだある。

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