膝負傷のジャイアンツRBバークリーに復帰の明確なタイムテーブルはなし
2021年06月10日(木) 08:45ニューヨーク・ジャイアンツのランニングバック(RB)セイクワン・バークリーは回復の道を歩んでいる。しかし、いつ目的地に到着するかはまだ分かっていない。
2020年の後ろから14試合をACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂で逃したスターRBは、現地8日(火)に報道陣に対応した際、復帰について確かな発言をしようとはしなかった。
タイムテーブルについて何度も尋ねられたバークリーは“日ごとに見ている”という回答を繰り返した。
『SNY』によれば、バークリーは「俺の体がもう大丈夫だと教えてくれたときならいつでもだ」と答えたという。
ルーキー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた2018年以来、バークリーは負傷に悩まされてきた。2年目にはハイアンクルスプレインに苦しみ、13試合に出場しながらも復帰を急いだのではないかとの懸念があった。2020年にACLを断裂して14試合を欠場した後は、復帰までの長い道のりの途上だと見られている。
『Giants.com』によれば、バークリーは「スマートにいかなきゃな」と話したとのことだ。
また、24歳のバークリーの目標は“短期的ではなく、長い間”チームに貢献する選手になることだという。
新人契約の5年目オプションが有効になり、契約延長の話し合いが行われる中、その期間がどれほどのものになるかはまだ分からない。しかし、本人にとってそういったことは“頭によぎりもしない”ことだという。
まずはリハビリと復帰がバークリーの最優先事項だが、その捉えどころのない発言からは復帰の時期は分からない。
ジャイアンツは現地9月12日(日)にデンバー・ブロンコスを相手に2021年シーズンをスタートする。バークリーが15試合連続欠場となるのか、長く待たれた復帰を果たすのかは、今のところ霧の中だ。
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